第43回 たまには褒めてよ! ホールでワクチン
9月14日、こんなニュースがどこの局でも積極的に取り上げられていた。
パチンコ台の前で「座ったまま接種」…打ち手の医師は近くの病院から派遣
天神橋筋商店街(大阪市北区)そばのパチンコ店で13日、従業員や商店街の組合員、近隣住民らを対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が行われた。
パチンコ店で新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける人たち(13日午前、大阪市北区で)=原田拓未撮影
「接種会場」になったのはパチンコ店「フリーダム」。運営会社の「アバンス」が職域接種として企画し、近くの加納総合病院が「打ち手」の医師らを派遣した。1500人分のワクチンが用意され、パチンコ台の前に座った人たちが次々と接種を受けた。2回目の接種は10月に行われる。
同社広報の内藤新二郎さん(50)は「店が役立ち、地域貢献できて嬉しい」と話した。
(読売新聞オンライン)
この「パチンコホールでワクチン接種」という動き、かなり広がるとみている。
実際にこの報道を見てから下調べを始めたホールも多いと聞く。
もっとリアルなお話しだと、職域接種が始まった頃から、従業員だけでなくお客に打ってあげたい。
こんな話はザラに出ていた。
パチンコホールの大きなテーマとして良く取り上げられるのが
・地域密着
・地域貢献
「おたくもですか?」というほど、どこのホール関係者もこのテーマを語る。
地域のお祭りに寄付、孤児施設に寄付、医療団体に寄付など、パチンコ業界の寄付に対する意識は高い。実績も金額もなかなかのものである。
なんで?・・・皆さんの想像通り、理由は簡単だ。
パチンコをはじめとするギャンブルに関わる業態や施設はとにかく近隣住人から嫌われやすい。
だから、地域貢献アピールで、ホール名を書いたジャンパーを着てゴミ拾いなんかする。
「私たちはいいことしています(だから嫌わないでね)」ということだ。
個人的な意見として、このような活動はすごく良いことだと思っている。今回の報道のように積極的に取り上げてほしいものだ。
現在のコロナの状況を見ていると、国民の大半がワクチン2回打つことで、もうコロナは過去の事とはなかなかならないように思える。
今からでも遅くない、やるかやらないかは別として、3回目のワクチンなど、コロナ対策の動向にアンテナを立て、できることを探っておいたほうがいい。
だって、こんなにニーズがあって、スーパーアピールできるチャンスはそうそうない!
堂々と地域の報道関係にも事前リリースして取り上げてもらえばいい。当たり前の事だ。
オンラインパチンコにはできないが、リアルパチンコだからこそできる強み。
コロナの最初の時期は随分と魔女狩りされたが、文句の1つも言わずに今度は地域のために無料ワクチン接種。
たまにはほめてあげてよ。
パチンコホールを。
ま、常連客が「この店では散々負けてるから、結果何万もするワクチンだったな!(笑)」
なんてコメントが容易に想像できるが、その辺はご愛嬌ということで。