第6回 エルドラードがこじ開ける可能性について
今回のエルドラード取材で1つ重要に思っていることがある。
それは「エルドラードがこじ開けるパチンコの可能性」についてである。
複数のパチンコ業界関係者にエルドラードの話をしたところ反応は様々だった。
「すごい!純粋にプレイしたい。」「どうせうまくいかない。」「迷惑だ。やめてほしい。」「どうせメーカーや行政につぶされる」「関われるならパチンコ業界やめて、こっちに関わりたい」「オンカジは違法だ!」「パチンコはなくならないと思うが、こっちのジャンルが伸びても全く不思議ではない」などなど。
クソ閉鎖的な業界の中で育った人間が多いので、凝り固まったネガティブな意見が多いのはやむを得ないとして、意外にも肯定的な意見も多かった。
その大きな理由は「パチンコがどっちみち未来のない状況」だからだ。
本連載の第1回でもとりあげたが、パチンコ業界に関わるものの閉塞感は尋常ではない。現在のコロナ禍においてはパチンコに限ったことでもないのだろうが、この業界で仕事を失うと、業界内の再就職がほとんどない、加えて現収入を維持したままの異業種の転職なんて夢のまた夢の夢物語だ。
さて話を本題に戻そう。エルドラード登場により、仮にオンラインパチンコが確立したとしよう。以下はそれぞれの立場におけるメリットを考えてみた。
■遊技台メーカー
・部材調達の必要がない
・工場が必要ない
・生産台数の調整がいらない
・営業も最低限でいい
・上記に関わる人件費が必要ない
■ホール
・家賃がいらない
・人件費がいらない
・維持管理費がいらない
・釘と設定がボタン1つ
■設備会社
・従来のカードやサンド等の会社は恐らく不要。
■販売会社
・メーカーが求めた場合以外は完全に不要
■プレイヤー
・店舗の経費が少ないので、勝ちやすくなるかもしれない(ならないかもしれない)
わかっている。もちろん簡単なことではなく、色々なハードルがあることも理解しているし、ここに書いていることは今のところ単なる空想だ。
しかし、果たしてそうだろうか?私たちは様々な業界で既存のシステムがオンライン主流に切り替わる瞬間を見てきている。そう考えると、実はそう遠くない未来。そう、オンラインパチンコだって、もう目の前の現実かもしれない。エルドラードのグランドオープンはそんな新しい扉をこじ開ける可能性があると強調しておきたい。
なお、決して私はオンカジやエルドラードを推進する立場ではないが、今回の取材にあたり「オンカジは違法だ!」「こんなの違法だ!」と綺麗ごとを言われていた業界人と呼ばれる皆さんに一言だけ言いたい。
「じゃあパチンコは合法なのかい?」
広報部長:スティーブ
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